[Office365] ドメインの追加


Create: 2014/04/19
LastUpdate: 2014/04/20

Office365 にサインアップすると、onmicrosoft.com のサブドメインが割り当てられます。
[Office365] 無料で試す」で割り当てられたサブドメインは、blue21demo.onmicrosoft.com になりました。
Office365では、独自ドメインも使用できます。
シングルサインオンを利用したい場合などは、 onmicrosoft.com を使用できないので、独自ドメインを追加する必要があります。
ここでは、Office365 に独自ドメインを追加してみます。

1.独自ドメインの取得


Dot TK - Free Domains for All」を利用して、".tk"に 無料で自分のドメインを取得しました。
DNSサーバは、無料の「Dozens」を利用します。
".tk" にドメインを取得する方法や「Dozens」のDNSサーバを設定する方法は、「 [クラウド][TIPS] 無料ドメインの取得(使用期限あり)」、「 [クラウド][TIPS] 無料DNSサーバを使う」を参照してください。
取得したドメイン名は、"blue21demo.tk" です。

2.Office365 に独自ドメインの追加


Office365 に上記1で取得したドメインを追加します。
Office365管理画面 > [ドメイン] をクリックすると、下図の画面が表示されます。
[ドメインの追加] をクリックします。



[手順1を開始する]をクリックします。



上記1で取得したドメイン(blue21demo.tk)を入力して、[次へ]をクリックします。



[DNSホスティングプロバイダー]メニューで "一般的な手順" を選択します。



所有者確認の方法が表示されます。
赤枠で示した値を、DNSサーバのTXTレコードに登録する必要があります。



ここで、いったん、Office365の設定を中断して、DNSサーバの設定を行います。
Office365の画面は、あとで使うので残しておきます。

3.DNSサーバの設定


Dozens」のDNSサーバに TXTレコードを作成します。
使用方法は、「独自ドメインの利用(Dozens) | 日々徒然」が参考になります。



コマンドプロンプトで "nslookup -q=txt blue21demo.tk" を実行して、TXTレコードを参照できるか確認します。



4.Office365 でドメインの所有者確認


DNSサーバの設定が完了したら、Office365管理画面で上記2の続きを実施します。
ページの一番下にある、[完了しました。今すぐ確認してください] をクリックします。
※すぐにDNSサーバの設定ができない場合は、[後で続行する]をクリックすれば、後日確認できます。



下図のように表示されるので、しばらく待ちます。



所有権の確認は成功です。[完了]をクリックします。



[手順2を確認する]をクリックします。



ユーザはあとで追加することにします。
今回は、[今はユーザを追加しません] をチェックして、[次の手順] をクリックします。



[手順3を開始する] をクリックします。
ちなみに、シングルサインオンのテストしたいだけなら、ここで[キャンセル]してもOKです。



後からでも設定できるので、とりあえず赤枠のチェックを外して、[次へ]をクリックします。
私は、シングルサインオンのテストをしたいだけなので、チェックを外してます。



[完了]をクリックします。



下図のように、追加した blue21demo.tk がアクティブになればOKです。