Create: 2013/02/21
LastUpdate: 2013/03/11
下図のテスト環境のHost-Aサーバ(CentOS6.3)とHost-Bサーバ(CentOS6.3)のセットアップ作業を記載します。
特に断りが無い場合は root ユーザで作業しています。
Host-Aのセットアップ後、XenServerの機能でHost-Aの仮想マシンをコピーしてHost-Bを作成します。
Host-AとHost-Bは、ホスト名、IPアドレスが違うだけで、JobSchedulerなどの設定は同じにします。
3.1.CentOS6.3のインストール
XenServer6.1の仮想マシンに CentOS6.3(32bit) をインストールしてHost-A用のサーバを用意します。
Host-Aには、JobSchedulerAgent をインストールします。
Host-Aには、GNOMEデスクトップ環境はインストールしません。
64bitのOSを使用する場合は、手順が異なります。詳しくは、「インストールマニュアル(PDF)」を参照してください。
3.1.1.仮想マシンの作成
XenServer6.1の仮想マシンに、「 [XenServer 6.0.0] XenVM作成 - CentOS 6.0 ( 1/4 )」 と同様の手順でCentOS6.0 をインストールした後、yum で CentOS6.3 にアップデートしました。
この時点でのサーバの状態は以下のとおり。
- OS: CentOS6.3(32bit)
- 導入パッケージ: 最小構成
- デフォルト言語: ja_JP.UTF-8
- タイムゾーン: Asia/Tokyo
- SELinux: 無効
- ファイヤーウォール: iptables 停止、ip6tables 停止
3.1.2.追加インストール
JobScheduler のインストールに必要なパッケージを追加インストールします。
# yum install sudo
scpコマンドなど作業に必要なパッケージを追加インストールします。
# yum install openssh-clients mailx
3.1.3.JAVAのインストール
「 [CentOS6][SOS JobScheduler] 2.4.JAVAのインストール 」と同じ手順で、JDKをインストールします。MySQLのJDBCドライバは不要です。