[CentOS6][SOS JobScheduler] JobChain のスキップ/ストップ実行


Create: 2013/03/26
LastUpdate: 2013/03/26
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下図の環境で、依存関係のある複数のジョブをHost-A、Host-Bで順番に実行してみます。
環境の詳細を知りたい場合は、メニューに戻って構築手順を参照してください。


JobChainを実行するときに、特定のジョブをスキップしたり、特定のジョブの直前で実行を一時停止して再開することができます。
ここでは、JOCでの操作手順を紹介します。

1.特定のジョブをスキップして実行する


JobChainの特定のジョブをスキップして実行してみます。
下図は、JOCでテスト用のJobChainを表示しているところです。
通常、このJobChain は3つのジョブを実行します。


step2 をスキップするように設定してみます。
step2 の [Job node menu]ボタンをクリックし、メニューから [Skip node] を選択します。


下図のように、step2 のステータスが "Node is skipped" に変わります。


この JobChain を実行すると、実行結果は以下のようになります。
step2 をスキップして実行しておらず、正常終了しています。


スキップを解除する場合は、[Job nome menu] をクリックして、メニューから "Unskip" を選択します。


2.JobChainを 一時停止/再開する


JobChain を step2 の直前で 一時停止して、再開してみます。
step2 の [Job node menu]をクリックし、メニューから [Stop node] を選択します。


下図のように step2 のステータスが、"Node is stopped" になります。


この JobChain を実行すると、下図のように、step2 の直前で停止します。


このとき、JobChain の実行結果をみてみると、step1 を実行した後に停止しているのがわかります。


このJobChainを再開してみます。
step2 の [Job node menu]ボタンをクリックし、メニューから [Unskip] を選択します。


再開後、JobChainが正常終了しました。
JonChain の実行結果を見ると、step1 ~ step3 まで実行されて正常終了していることがわかります。