[CentOS6][SOS JobScheduler] telnet で 外部API(XMLコマンド) を使用する


Create: 2013/04/01
LastUpdate: 2013/04/05
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下図の環境を使用します。
環境の詳細を知りたい場合は、メニューに戻って構築手順を参照してください。


JobScheduler の外部APIを利用すると、ジョブの実行や登録などの操作を自分のアプリケーションから行うことができます。
ここでは、telnet で 外部API(XMLコマンド) を使用してみます。
手順については、「JobScheduler HowTo」を参考にしました。

telnet でJobSchedulerへの接続


CentOSには telnet コマンドがインストールされていないことが多いと思います。
telnet をインストールしたい場合は、root ユーザで以下のようにコマンドを実行します。
# yum install telnet
JobScheduler に接続したい場合は、以下のように ManagerサーバのIPアドレス(192.168.1.61)とJobSchedulerのポート番号(4444)を指定して telnet コマンドを実行します。
$ telnet 192.168.1.61 4444
JobSchedulerのインストール時に接続を許可したネットワーク内の端末でtelnetコマンドを実行していれば接続に成功するはずです。
これで、JobScheduler に XML形式のコマンドを送信できるようになります。
接続を切りたい場合は、Ctrl + D キーでtelnet を終了します。

telnet でジョブの登録


例えばジョブを登録したい場合は、以下のようなXMLをコピー&ペーストします。
<add_jobs>
  <job name="myJob" title = "my first job">
    <script language="shell">
    <![CDATA[ echo "myJob is running." ]]>
    </script>  <run_time>
    <period single_start="18:00"/>
    </run_time>
  </job>
</add_jobs>
下図は、telnet の実行結果です。
赤枠部分は、JobSchedulerからのレスポンスです。


下図は、JOCで登録したジョブを確認したところです。


XMLコマンドで登録したジョブは、JobSchedulerを再起動すると、消えます。
永続的なジョブ登録をしたい場合は、JOEなど使用してXMLファイルを作成し、liveフォルダに配置します。