Create: 2011/10/05
LastUpdate: 2012/10/03
ここでは、CentOS6.0(x86)のネットインストールのISOイメージを使用します。
[ CentOS6.0 のダウンロードURL ]
[ 手順 ]
- 仮想マシンの作成
- OSのインストール
- XenServer Toolsのインストール
- OSの初期設定
4.OSの初期設定
前回の「2.OSのインストール」からの続きです。
とりあえず、最小構成でOSがインストールされましたが、デフォルト設定では使にくいところもあるので以下の設定を変えます。
・ホスト名を変更する。
・SELinuxを無効にする。
・ファイヤーウォールと不要なサービスを停止する。
4.1.ホスト名の変更
ホスト名を変更します。
/etc/sysconfig/network の下記部分(赤字)を修正します。今回はホスト名を "centos6" としました。
修正したら、マシンを再起動します。
NETWORKING=yes
HOSTNAME=centos6
GATEWAY=192.168.1.1
4.2.SELinux を無効にする
/etc/selinux/config の下記部分(赤字)を修正します。"disabled" を指定して無効にします。
修正したら、マシンを再起動します。
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing - SELinux security policy is enforced.
# permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= can take one of these two values:
# targeted - Targeted processes are protected,
# mls - Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted
4.3.ファイヤーウォールと不要サービスの停止
まず、設定変更用のツールをインストールします。
# yum install setuptool ntsysv system-config-firewall-tui
"setup"コマンドを実行すると下図の画面が表示されます。
[ファイヤーウォールの設定]を選択してENTER
(※iptables、ip6tablesを停止する場合は、この設定変更は不要です。)
スペース・キーで[ファイヤーウォール]のチェックをはずして[OK]をENTER
[はい]をENTER
[システムのサービス]を選択してENTER
不要サービスを選択して、スペース・キーでチェックをはずします。
設定がすんだら[OK]をENTER
ちなみに、ここで iptables と ip6tables の自動起動を停止したら、上記のファイヤーウォールの設定変更をしなくてもファイヤーウォールは無効になります。
[終了する]をENTER
これで、設定変更は終了したので、マシンを再起動します。